猫語り２

家の周りには野良の猫が何匹かいる。
そのうちの１匹にひめこと同じ毛色の猫がいる。
仕事中に久し振りにその野良猫を見た。
そんで『やっぱり死んだのはひめこだったんだなぁ』と寂しくなり、
それと同時にその野良が『生きてて良かった』と思った。
野良だから死んでいいとか思わない。
知ってる猫がいなくなったらやっぱり寂しい。
世の中には動物実験材料にする目的で猫を誘拐する連中もいるらしく。
ひめこを見つけた時に少しホっとしてたのは、連中に捕まってなかった事。

新しい子どうしようかなーと悩み中。
黒のストレスになりそうな気がしないでもない。
だけどやっぱり物足りない感じだ。

ひめこ一時帰宅

自分の中で納得いってないようなんで。

昨日の夜、親父に都合がいい日にひめこを連れてきてほしいと頼んだら、
朝部屋に来て「今日仕事から帰ったら行こうか」と言ってくれた。
親父が協力的なのに感謝。車無いから河北町まで行けないしね。
ひめこがいなくなってからよく眠れてないのにも気付いてたらしい。
午前中にペット斎場に電話して夕方伺いますと連絡を入れた。

眠れないのはどうやら帰って来ないのが心配で眠れないんだよね。
亡くなったのはわかっているんだけど。

そんな訳で自分の心が落ち着くまでひめこを部屋におくことに。
姿は変わってしまっているし、声が聞こえる訳でもない。
でも、こうしないと心配でしょうがない。

今日も一日思い出しては泣き、思い出しては泣きの繰り返し。
元に戻るにはもう少しかかりそうです。

ひめこがいなくなってから黒がやたら甘ったれてくるなぁ…。
前は玄関まで甘ったれてくるなんて事なかったんだけど。
黒も寂しいのかな。

猫語り

思ったより悲しんでるなぁ。
何が悲しいってあんなに存在感のあったひめこがたしかに毎日一緒にいたのに、夢みたいになってる事。
あまりにも急にいなくなってしまったからか。

忘れないように忘れないように。

赤トラの方がひめこ。
呼ぶと返事したり、料理してると部屋から降りてきてすりよって話かけてきたり、仕事から帰って来ると出迎えてくれたり、毎日一緒に寝たり。
とにかくひめことの思い出はたくさん。

可愛い猫だったなぁ。猫がこんなにおしゃべりだったって事にも驚いた。
赤トラ猫をこんなに好きになるとは思わなかったよ。
最初拾った時は片手に乗る程小さかったのに、６キロ近いおデブになった。
避妊手術の影響だと思うんだけど、垂れ下がった腹も可愛かったんだよねーｗ

もっと一緒にいたかった。

小さく

ひめこの火葬が終わって遺骨は愛犬と同じペット斎場に預かってもらいました。
小さくなったなぁ…。

本当にどうかしたのかってくらい落ち込んではいない。
猫が死ぬところは沢山見てきているってのもあるけど、それも理由にはなってない。
悲しいという思いもたしかにあるし、慣れてる訳でもない。

寂しいという思いが強いんだろうなぁ…。
ひめこがいなくなる前に何度か考える事があった。
『ひめこがいなくなったらきっと寂しくなる』
ひめこがいなくなった部屋は一気に寂しくなった。

ひめこが亡くなってすぐこんな事を思うのはどうかと思ったけど、
新しい猫を迎える事を考えてる。
ひめこを忘れる為じゃない。ひめこを忘れる訳がない。
今だ捨て猫は絶えない訳だし。

さよならひめこ

今朝愛猫のひめこが家の近くの道路わきで死んでました。
いつもなら夜のうちに帰ってくるはずなのに
朝になっても帰って来なかったので探しに行ったら見つけました。

７年とちょっと。
行方不明になった兄弟猫よりは長く生きたんだろうか。
不思議なのは愛犬が死んだ時よりそんなに悲しんでいない事。
幸せそうにしてたからかな。もう二度と会えないのに。
初めて猫を飼うっていうので慣れてなくて子猫の頃から
だいぶ苦労かけたり、何度も引越しして何度も環境変えてかなり大変な思いをさせてきた分、これからもっと幸せにしてやろうと思ったんだけどな。
ごめんな。

そしてありがとうね。
おしゃべりなひめこと一緒にいるのは楽しかったよ。
ひめこの事は忘れないよ。
可愛いひめこ。またね。おやすみ。


ここにこういう事残すのもどうかと思ったけど愛猫の記録として残しておきたいので。